2008年04月13日

イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき クレイトン・クリステンセン

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イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)

優良企業が、優れた経営を行ったがために失敗してしまう。何を言っているんだと思うかもしれないけれど、そういうことは過去何度も起こってきたようだ。

これまでとまったく異なる価値基準を市場にもたらす技術(破壊的技術)の登場がその原因となっているようだ。従来の技術において適した経営を行っている企業でも、破壊的技術への投資が遅れてしまうと、いずれくる新たな環境には対応できなくなってしまうというわけだ。

ただし、優れた企業が破壊的技術の存在を知らなかったわけではない。破壊的技術が登場した当初は、その技術に適した市場の規模は小さく、短期的に見れば、優れた企業を満足させるだけの利益を生み出してくれるわけではない。だからこそ、破壊的技術に投資するのではなく、従来の技術をより進ませる方向に力を注いでしまう。短期的に見れば、その選択肢は間違っていないというわけです。


優良企業に限った話ではなく、従来の環境に最適化しようとすればするほど、あらたな環境が訪れようとしている際に、その対応が遅れてしまうかもしれないですね。

イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)
ジレンマ









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