2008年05月06日

分配金を売りにする投資信託とマーケティング

近年、グローバルソブリンオープンのように毎月分配金を出す投資信託が人気です。分配金を出すこと自体は、損でもないし、得でもないので、分配金をたくさん出したからといって良いファンドじゃないんですが、売れています。

売れるもマーケ 当たるもマーケ―マーケティング22の法則には「マーケティングとは商品の戦いではない。知覚の戦いなのである」と書かれています。

つまり、売れるかどうかは商品の善し悪しで決まるのではなく、良い商品として認知してもらえるかで決まるということです。どんなに良い商品だとしても、良い商品だとわかってもらえなければ売れないんです。


このことを踏まえると毎月分配型の投資信託というのは、実際はどうであれ、良い商品として認知している人が多いからこそ売れているのだろうなーと思います。

そして、なぜ毎月分配型投信が良い商品のように思う人がいるかというと「分配金を出している投資信託は良い商品なんだ」という認識が存在するからだと思います。

投資信託の商品パンフレットにはこれまでの分配金実績を強調しているものが目立ちます。このように強調するのは「分配金を出している投資信託は良い商品なんだ」という認識を利用するためでしょう。

でも、分配金を出しているからといって良いファンドだとは限らない。毎月分配型投信が売れているのを見ると、マーケティングとは知覚の戦いという言葉の正しさを実感せずにいられません。


そういえば、私も投資している長期投資を謳うファンドがあるんですが、このファンドも実際はどうであれ、長期投資なら○○○○ファンドと購入者にうまく認知させていると思います。


追記
投資信託の分配金に関するページ作成しました。



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cooltatujin at 23:18 │Comments(0)TrackBack(0)投資話・資産運用 

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